「08年度最終ツアー」
 2009.03.20〜21

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 2008(=平成20)年度のツアーも春分の日を含む連休で最後となります。・・・と申しますか今年の正月には風邪を引いて寝込んでいましたので、春めいてきた季節に久々に別荘めぐりをしてきました。
 
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 休前日の夜に出発して福島別荘へ向かいます。途中前沢のジャスコで食料の補給をして、比較的空いている三本木PA泊とします。夜半から雨が降り始めましたが、翌日午前には回復しました。
 福島別荘の管理人は仕事中ですので、職場に行ってお菓子を渡します。

 福島西インターの近くにある、いつも立ち寄る24h営業のDS「トライアル福島店」で100%野菜ジュース(190g1缶39円×60缶)と、スポーツドリンク(500g1本59円×24本)を購入します。店は「平成八百屋」も併設されていて彼岸のお花を買うお客さんでにぎわっています。こちらではトライアルブランドのアルカリ電池もあります。単3が4本でな、なんと55円です!単4は品切れでした。
 東吾妻のあたりはまだ雪に覆われていました。

 東北道の本線上SAで昼食をいただいたあと枝線に入り、日光に向かいます。
(途中でケータイカメラやHDV撮影もしましたのでその画像も変換してアップしたいのですが、今回は時間があまり取れませんので省略しました)
 恥ずかしながら日光が世界遺産になっていることは現地の看板で知りました。
 市営駐車場に入ろうとしたのですが、「大きな車」をとめるスペースがないということで、本当は慣れた人なら普通の駐車スペースに入れるところはあるのですが、別のもみぢという食堂の駐車場を紹介されました。

 左写真の山々は日光連山でしょうか? 
 こちらでは食事をいただくと駐車場無料なのですが、既に食べてきたので駐車料金500円(市営と同額)でとめました。
 国道の通行量がけっこうありますので目的地には地下道を通ってわたります。向こうからは英語で話すグループがやってきます。さすが世界遺産だけあってインターナショナルです。「共通券」を購入して進んでゆきます。
 日光は岩手からですと中学の修学旅行に行く学校が多かったのですが、私のところは行きませんでした。首都圏に在職していたころに一度だけ行ったのですがあまり記憶にありません。
 上の写真の見ざる言わざる聞かざるや、左の写真の眠り猫などを見学して、東照宮本殿の中でお話を伺いました。
 このような観光地で知識を得るためのコツは、どこかのグループについていって、専属の観光ガイドの説明を何気なく聞くことです。今回も中年のおじさんおばさんの団体に付かず離れずで付いて行きました。ですが、どうも話の内容が良くわかりません。おじさんの一人が何か言い始めましたがそれもさっぱりわかりません。 結局この団体はアジア系ではあっても日本人の団体ではなかったのでした。韓国・中国あたりだとすぐ気づくのですが、遠耳には日本語のように聞こえる言語でした。
 ガイドを「変え」たらよくわかるようになりました。
 
 付近には世界遺産と胸を張っていえる様な建築物・文化財が多くあります。
 以下はまったく個人的な感想ですので、不快に感じる方もいるかもしれませんが聞き流してください。
 世界遺産には自然遺産と、人間が作り出した遺産と、その複合型の遺産があると聞いています。 日光はまさしく徳川家が作り出した遺産だと思います。詳しく知らない私が感想を述べるのは問題があるかもしれませんが、結局は極端な貧富の格差を強制的に作り出して、その「富」の方の極みがこのような形になって現れ、現代に残っているのではないでしょうか。これは他の世界文化遺産にもほとんど当てはまるものと思われます。
 生い立ちはともあれ、出来上がった形態に価値があるということになるのでしょうか。純粋な芸術的価値で評価するとしても、猫に小判で、さほど感動するようなものではありませんでした。 
 行ったことはもちろん無いのですが、マチュピチュの場合などは、庶民が暮らした山腹の食糧生産設備なども現在発掘が進んでいるということです。当時の社会全体をひっくるめた状態で評価するのが正当ではないでしょうか。
 さて境内には多くの杉の古木が立ち並んでいます。岩手ではこの時点でまださほど飛散がひどくなかったのですが、こちらでは黄色い霧が発生したような状態になっています。

 見学コースには「鳴き竜」もあります。そちらにも連休で多くの見学の方が入ります。係の方が拍子木の音源を使って、音源位置の違いにより反響の大きさが違うことを実演してくれていますが、前述の霧の影響を受ける方も多く、鈴が転がるような竜の音の合間に、花粉症のくしゃみがそちこちで響きあっていました。
 ともあれ広い、歴史のある文化財をしばし見学させていただきました。


 東北道を鹿沼で降りて、今日の宿 下妻に向かいます。岩手では雑草にもまだ緑がほとんど無い時期でしたが、関東平野ではなんと菜の花が咲いていました。 (左写真RO)

 だいぶ陽が傾いてきたころ、ビアスパーク下妻に到着しました。こちらはテラに乗っていたころにもお世話になったことがあります。

 温泉施設に隣接して、産直もあります。北側の駐車場の奥にはトイレもあります。(なんとシャワートイレです! が、厳寒期には夜間閉鎖するようです)
 産直は翌朝は早く出発するので、夕方のうちに立ち寄って朝食の材料を仕入れます。たまごと野菜を買いました。
 ビアスパークしもつまは、関東周辺ではあまり高くない料金で、お風呂も気持ちよく入れます。夜10時まで入れますのでPキャンするには最高です。駐車場も広く、通過車両が無いので静かに休むことができます。

 ウチのほかには新潟ナンバーのジルと、黒いベンツのミニバンキャンパーが泊まったようです。
 早くからワゴンなどが集まってきました。こちらでは月に何度かフリーマーケットが開かれているようで、出店の準備にやってきたようです。

 道の駅しもつまに立ち寄ったあと、つくばに向かいます。筑波山も快晴の空に映えています。
 つくば市の特徴ある整然とした並木道までやってきました。
 茨城別荘へまず向かいます。不要になった衣類乾燥機は屋根に、ロフトベッドは分解してバンクベッドに積み込みます。それでも2人で寝たり食事をするのには不便がありません。
 つくば市に最近出来た「イーアスつくば」に入って見学・買い物をします。この日は珍しく衣類を購入しました。

              
イーアスつくばの入り口 →
 イーアスつくばのフードコートで昼食をいただいたあとはフラワーパークに向かいます。
 訪れたのは春の彼岸の連休でしたので、岩手ではまだまだ桜のつぼみが固いところですが、こちらでは少し種類が違うものの咲き始めていました。

 こちらのパークで大人も楽しめる乗り物が、これです。プラスチックのそりのようなトレイに乗って、ワイヤーで頂上までひっぱってもらいます。下りはブレーキを操作しながら曲がったコースを、花の間を縫うようにして下りてきます。

 上の建物は熱帯植物園です。茨城別荘の管理人に写真をとってもらいました。また、各種の雪割草も展示してありました。花びらがあまり大きくなくて清楚な感じが好きな花です。
 帰り道にはまた福島に寄り、福島別荘の管理人と3人で食事をします。一週間前に開店したばかりの、はま寿司はとても混んでいて時間がかかりそうなので、北郊の白樺というドライブインにしました。
 三人三様のメニューを注文して、しばし家族再会を楽しんだ後、今夜の宿、菅生SAを目指して走り始めました。
 10年ほど前に予想した、3箇所の別荘を渡り歩くという夢も、年に何度かかないましたが、盛岡別荘は引き上げて自宅に入りましたので、これからは2箇所を回ることになりそうです。
               (完) 

 今回のツアーでは軽油の安いところを見て回るのも目的の一つです。ちなみに私の居住地ではこの記事を書いている時点で約98円前後です。
 福島→日光→下妻→つくば→常磐道経由帰宅で通過するスタンドをチェックしましたが、最安は鹿沼の81円でした。つくばでも80円台半ばがありましたが、入れそびれているうちに帰途についてしまいました。土浦北から乗る前に入れようと思って、価格表示の無いスタンドに入って値段を聞きました。すると・・・99円とのことでしたので、謝って入れないまま高速に乗りました。
 福島別荘までは不足する危険がありました。高速道上でのガス欠は避けたいので、松川PAから下りて旧4号を北上します。・・途中にいつも使っている、軽油の安いスタンドがあるのを思い出しました。さっきの価格でがっかりしてしまいましたので、乗り入れたあとに軽油の表示だけが無いので(左写真)半ばあきらめで価格を聞くと、なんと!82円でした。周辺のスタンドでは96〜100円が普通なのにこの驚異的な価格差はどうしたことでしょうか。しかもセルフではなくスタッフ給油です。
 福島北部ですと、国見インター近くのセルフもよく利用するのですがこちらは92円でした。
 ひとときの最高価格から約半額に下がっています。また一時差がほとんど無くなったガソリンと軽油の差も、本来の差に戻りつつあるようです。